Wi-Fi(無線LAN)と有線LANを同時に使いたい場合、どうすれば良いのか分からない人に、簡単に併用する方法、片方を使っていたけどもう片方に変換する方法、Wi-Fi(無線LAN)と有線LANで速度などどう違うかなどをまとめているので、ぜひ参考にして下さい。
Wi-Fi(無線LAN)と有線LANの違い
Wi-Fi(無線) | 有線LAN | |
通信の安定 | △ | ◎ |
通信速度 | ◯ | ◎ |
電池 | × | ◎ |
デバイスの移動 | ◎ | × |
ザックリと比較するとこんな感じです。基本的に持ち運びしない場合は有線の方が良いです。ルーターまで線が届かない場合、持ち運びしたいデバイスの接続の場合にWi-Fiを使いましょう。
Wi-Fi(無線LAN)と有線LANを同時に使いたい
モバイルWi-Fi(無線LAN)ルーターから同時に有線接続したい場合
LANポートがある場合
LANポート(LANケーブルの差込み口)がある場合は、LANケーブルさえあれば、繋ぎたいデバイスとそれで繋ぐだけでOKです。
動画なども見たりするから、そこそこの速さは欲しい人はカテゴリ6Aのケーブル、とにかく速くと言う人はカテゴリ7のケーブルを使いましょう。
ケーブルの長さは少々余裕を持って買っておいた方が良いです。これで同時に利用可能となります。
LANポートが無い場合
上記の画像の様な中継器を使うと良いでしょう。LANポートがある中継器なら、ここで一旦無線をキャッチして有線でパソコンなどに流すと言う感じです。
コンセントに差し込めば中継器として使えるので、例えばリビングから遠い部屋で、Wi-Fiが届かないと言う場合も、こういうのを使うと良いです。
他の手段だとクレードルの利用でも同様にLANポートが無い、モバイルWi-Fiから有線接続を可能にできます。購入の際は、必ず自分が持っているモバイルWi-Fiに合う物を選びましょう。どちらの方法でも同時利用可能です。
有線LANからWi-Fi(無線LAN)でも同時に接続したい場合
これは簡単で、例えばフレッツ光などから借りているモデムがあると思います。モジュラージャック(電話線繋ぐ所)から、このモデムに線を繋ぎ更にルーターに繋いでいるお家と、モデムとルーターが一体化したホームゲートウェイを使っているお家のどちらかになると思います。
このルーター、もしくはホームゲートウェイがWi-Fi対応の物にすれば良いだけです。対応した物じゃなければWi-Fiルーターを買って、モデムとPCの間のルーターと取り換えましょう。
上記の画像は私の自宅ですが、これもそういう状態で、右の白いのがフレッツ光のモデム、左の黒いのがWi-Fiルーターとなっています。
今使っている物の1つ前に使っていたWi-Fiルーターですが、作りはほぼ一緒なので参考までに。
モデムからLANケーブルを使ってWi-Fiルーターの色が1つだけ違うLANポートに差し込みます。そして他のLANポート(どの番号でもOK)から別のLANケーブルを使ってPCなどに接続しましょう。
ですので、LANケーブルは2本必要ですが、モデムとルーターの位置が近いなら0.5m以下の物で十分です。
更に昔docomoから貰ったAtermのWi-Fiルーターも参考に、これは色で分けられていませんが、モデムからはWANと書かれた一番左のLANポートに差し込み、他の所からPCなどに更に繋ぎます。
因みに、LANケーブルで繋いだデバイスを使用してても、Wi-Fiも同時利用可能です。Wi-Fiルーターの性能によって、同時接続数が変わって来るので、購入前に必ず必要な数をチェックしましょう。
例えば、最大でPC2台、スマホ3台、ゲーム1台、テレビ1台を接続する可能性があるとしたら、7台以上同時接続可能な物にしましょう。
私の家は2LDKでリビング18畳ありますが、引っ越した際に1K時代に使っていたdocomoのWi-Fiルーターでは無理だろうと思い、1つ前の「BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WHR-1166DHP4」にしました。
スペックとしては3人、9台まで同時接続可能でしたが、同時接続が多くなると切れたり、調子が悪くなる事が多かったので、更にスペックが高い「BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-2533DHPL」にしました。
こちらは6人18台まで同時接続可能で、部屋の隅から隅までちゃんと届いています。安定して使えているし、少し余裕を持ったスペックを買う事をおすすめします。
また、光回線じゃないと、同時接続などが多くなったりすると速度が遅くなってイライラする事も多くなるので、そういう時は以下を参考にして下さい。