新型コロナウイルス流行によって、巷では除菌スプレーなどが品薄となっています。飲食店や医療現場などでは頻繁に手などを洗ったり、拭いたりする為、おしぼりやタオルは大量に必要になります。そういう時におすすめの、除菌おしぼりディスペンサーを紹介します。
目次
自前のおしぼりは手間が掛かるし危険
自前のおしぼり
- 安上がりだが衛生面では1番不安
- 洗う・干す・巻く・補充するなど労力がかなり掛かる
- 漂白や洗濯を全て一緒にやっている
- おしぼりウォーマーに入れると臭くなる
- 柔軟剤の香りなどで匂いを誤魔化す
貸しおしぼり
- 頼んだ本数を届けてくれ、ビニール袋を破るだけで良い
- 業者でも厚生労働省の衛生基準を満たしていない物も多い
1番の問題点は雑菌やウイルスやカビが残って繁殖してしまう事。これによって匂いは勿論、食中毒を引き起こすセレウス菌、ノロウイルス等のウイルス菌、アレルギー等の原因になるカビ菌などが繁殖していると飲食店などにとっては死活問題を引き起こします。
ウイルス感染者が多い現在の状況を考えると、使いまわしは絶対にNGで、自前で洗うのも危険な可能性はあります。
おしぼりウォーマーに殺菌灯が付いていて、紫外線で殺菌してくれるタイプもありますが、おしぼりって巻いて入れている事が多いので、表面だけであまり意味が無い。ハイターなどに付け洗いしても、ウォーマーに入れ1日、2日経つと、水分を含んでいるので雑菌が繁殖して匂いはするし。
厚生労働省のおしぼりの衛生的処理に関する指導基準
おしぼりの衛生基準
- 変色及び異臭がないこと
- 大腸菌群が検出されないこと
- 黄色ブドウ球菌が検出されないこと
- 一般細菌数は一枚当たり10万個を超えないことが望ましいこと
おしぼりの消毒方法
自前で用意する場合
- 塩素剤等による消毒
- さらし粉、次亜鉛素酸ナトリウムの遊離塩素250ppmの水溶液中に3分間以上ひたす
- 熱湯等による消毒
- 80℃以上の熱湯に10分以上浸すか、100℃の蒸気に10分間以上触れさせる
貸おしぼりを使用する場合
- 借用後4日を過ぎたおしぼりは客に提供しない
- おしぼりは手指及び顔面等を清潔にするための用(よう)に供(きょう)する
- おしぼりを客に提供するときは加温すること。加温しないときは4℃以下にすることが望ましい
- 使用済みのおしぼりは、ふた付きの容器等に入れておく
衛生基準をクリアする為には、最低限これらが必要になっていますが、クリアできているでしょうか?除菌をきちんと行っていない場合、菌は増えている、それで手を拭くなんてかなり危険です。
行きつけの飲食店の人と話していると「うちは自前で用意しているけど、今の時期は怖いから、何か良いの無いかな?できれば使い捨てが良いけど、お弁当に付いて来る様なのだと、尚更不安はあるし」なんて言っていたので調べてみたら、良いのがありました。
おすすめの除菌おしぼりディスペンサー

プールスと言う除菌おしぼりディスペンサーなんですが、これは今の時期にピッタリだと思います。
飲食店のおてふき、医療用の体拭き、赤ちゃんのお尻拭きなど、用途に応じて厚みを変えられるのが良い。使い捨てなので、洗濯や除菌を自分でする必要もありません。温かいおしぼりにもなるので、飲食店には益々良いです。
除菌液を見てみると、医療機関などの衛生基準に対応した物や、飲食・アミューズメント向けに対応した物もあるので、安心です。
今なら無料でお試しも可能な様ですし、何か除菌おしぼりやタオル等を探していると言う場合は、これを使ってみると良いと思います。